話す親になる(0) -幼児教育って…?-

2015年の春、転職活動をしていた最中で、そのうちの一つに教育業界があった。その当時は、子どもが生まれるとも思っていなかったので、幼児教育はビジネスとしてどんな可能性があるんだろうか、そもそもどういう状況なのだろうかと思って、買った。 ノーベル経済学賞を受賞した学者が幼児教育を分析する、その経歴と研究対象のギャップも印...

同じ職場で働き続けるために住む場所を変えるか、住む場所を変えないために働き方を変えるか

会社はライフステージの変化によって、多様な働き方を提示してくれるわけではない。仕事の種類や生産性を考えたときに、多様な働き方を提示しないほうがメリットが大きい会社がほとんどである。多様な働き方という贅沢は、ポータビリティが高く、仕事における付加価値が高く、希少性がある職種に限られるのか、この記事を書き始めるまでに、頭に...

そこに大きな意味はない、あるのは面白がれるかどうかだけ

映画「長い言い訳」を見た。 そこにあるのは、非日常のあとにある日常であって、意味はない。 たまたまありえる、あったかもしれない、起こってもおかしくない一つの物語があっただけ。 特段、意味があるわけでもなく、誰かの身に訪れるかもしれない、誰かの日常かもしれない、ひとつの生活がそこにあった。その物語に大きな意味はないんだろ...

2016年の振り返り

2016年、年明けすぐは、未だに10月末日になくなった祖母のことが頭から離れなかった。だから、とにかく書くこと、創ることで喪失感を解消しようと試みた。 そして、半年を経て完成したのがGrandmaZineである。中身は祖母の20年書き続けていた日記と70年以上前から現在に至る写真をつかった。著名な人たちの数文の引用した...

「iPhone5」から「iPhone SE」へ機種変更して気づいた「自分の変化」、「切なさ」を添えて

発売から2日後、iPhone SEを予約し、発売から3日後 iPhone SEを受け取った。そして、使い始めて、22時間が経過しているのが、今。 だいたい、商品が欲しくて買ったわけではない。買い替え理由が3つある。 1.コストパフォーマンスの改善 以前)ガラケー(au)+Wifiルーター(Rakuten Super W...

二〇一五年 九大出来事を四文字で

住居交換 英語にすれば、House Swappingでしょうか。1月と2月にかけて、引っ越ました。2014年の自宅での忘年会で近所の石田・矢島家と家のトレードが決まったため。まず、我が家の荷物をリアカーで、近所のトランクルームへ預け、家を退去し、友人家族の引越を待つ。その間は妻は病院と群馬の実家、僕は近所の友人宅で2週...

ジャムとばあちゃんとパリ 最終話(十代)

それで解ったことは、自分の経験とは、実は自分の頭の中に記憶されているだけはなく、社会の中で多くの関係者の頭の中に記憶されているものだ、ということである。考えれば当然のことで、自分の記憶容量には限界があり、自分について全てを覚えことはできない。しかし、自分を取り巻く無数の周りの人間の記憶容量を合わせればかなりの量になり、...

ジャムとばあちゃんとパリ 第2話

大学に進んだとき、僕ははじめて自分が小さな日本の小さな片田舎に住んでいたことを知った。環境の変化はほとんどなく、生活圏は自転車10分圏内。言葉に不自由することはない、多様性はなく均質。みんなだいたいサラリーマンか公務員の息子、ときたま社長や医者の息子がいる、そんな高校からの大ジャンプ。ジャンプというより、崖から思いっき...

ジャムとばあちゃんとパリ 第1話

ここ15日ほど、気がつくと、子どもの頃の記憶を思い出している。そして、思い出した記憶を無理にでも書き残している。しかし、書き残す段階になって、立ちはだかるのは捏造された記憶と真正の記憶の玉石混交の仕分けである。この場合の仕分けは、1位とか2位とか、わかりやすい物差しがない。急に心配になったのは、書くという行為は記録する...