『ロジスティクス入門』 -番外編-

「なんでだろう」から、仕事は始まる。

by 小倉昌男(ヤマト運輸社長・会長)

11/14にHONZでロジスティクス入門のレビューを書いた。
11/15にひさしぶりにBlogを真面目に更新した。
そして、間が空いて、この2つの動きを統合する話をしていきたい。

僕の中で、最近もっとも気になっているのは、発展途上国のラストマイルへのリーチ。そう古い問題ではないが、あまり本質的なことが僕自身が理解できていなかったので、それが動機でロジスティクスから理解しようという気になった。

結局、仕事が生活みたいな状況に近づけば、近づくほど、HONZの更新内容は仕事に類似していく。ただ、日本国内に置いてはマニアックすぎる仕事をしているようにうつるので、僕が読む本はビジネスになる前のものが多く、ノンフィクションともビジネス書とも未来予測本とも言える微妙なラインのセレクトが多くなる、そう自分では分析している。

さて、ラストマイルに届けるディストリビューションに興味を持ち始めたのは、この2年半の動きを振り返ったことが1つのきっかけであった。結局、僕たちが価値を提供したいと考えている人々に、なんにも届けられていないな、ということ。会社は少しだけ、名が売れたけど、それを意味ある形で使うことができていない。個人でも会社でも、色々な動きに出入りさせて頂いているが、結局何してんだっけ?とよく考えるようになった。

そして、久しぶりにインドに行ったことも大きかった。やっぱり、実際にものが最後、家庭にまで届いていないのだ。所謂ラストマイル問題。そこから真剣に、「なんでだろう?」と考えはじめた。そこで色々と机上で調べ始めた。


その机上の空論として、話を問題から、ソリューションに飛ばそう。
ラストマイルを克服する流通は5つに分類されるそうだ。(引用先:http://beyondprofit.com/lessons-from-the-last-mile/)

1.ハブアンドスポーク
これは、農村部の企業で使用される最も一般的なビジネスモデルの一つ。都市や大きな村内のハブまたは中心を設定し、その時点から、従業員がサービスを販売または提供するために、多くの農村地域への渡航する。多くのマイクロファイナンス機関(MFI)はこのモデル。MFIのフィールドオフィサーは、朝、支店を出発し、村に移動し、支払いを収集する。

2.ピギーバック
農村に情報と商品を届けるために、それぞれの既存のネットワーク、例えば全世界で販売されているコカコーラのネットワークを使用します。このモデルでは、新しい組織は、既存のネットワークが獲得した信用と信頼を利用して、ビジネスを行うことができる。

3.地元の起業家
このモデルでは、同社が販売し、時には彼らの製品を修復するために、地元の起業家を採用する。例えば、グラミン財団は、携帯電話を利用した村落電話プログラムで、このモデルを使用している。

4.市場とのリンケージ
多くの企業は、農村部の貧困層から材料及び製品を購入する。例えば、Under The Mango Treeでは、大都市の小売市場で販売する農村養蜂家の商品は、ソースオーガニック蜂蜜 “。 オーガニックオーガニックコットンを生産する農村部の農家と連携する取り組みもある。サプライチェーンを簡素化して、綿を探しているバイヤーとのパートナーシップを設定。

5.ローカルセンター

会社がサービスを提供するエリア内のローカルセンターを設置することは、顧客との一定の関与を持つ方法の1つ。 完全なエネルギーソリューションを提供することを目指すOnergyは、さまざまな技術を発揮し、地元の村人にソーラーランタンなどの製品を販売するために再生可能エネルギーセンター(レックス)を設置。同社は現在、5000人まで収容できる3つのセンターを運営。

今日は、ここまで。おそらくつづく、

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