月と山

われわれが月を目指して、山を登る。月に到達するだろうと考えるのは妄想だ。山は果てしない。しかし、どこまで歩もうとも、月は常にわれわれと共にある。
鈴木大拙

月はときに雲に隠れる。いや、我々が月に雲をかけて見えなくさせているのであって、見なくなったと考えるのは傲慢だ。月は常にわれわれと共にある。見ようとするか、どうかだけが問われている。

手がかりになるのは、薄い月明かり。