パワー・ハーベスト(エネルギー・ハーベスト)

先週、火曜日に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に行ってきました。
目的は、武藤教授の温度差発電について、実際にどのようなものかを拝見させていただくためでした。

高校時代の野球部の先輩つながりで実現した今回の視察ですが、本当に目から鱗な話や体験ばかりでびっくりの連続。

まずは、用語として『エネルギーハーベスト』『パワーハーベスト』という言葉をチェックしたいと思います。

『エネルギーハーベスト』『パワーハーベスト』
文字通り電力を自然界から”収穫(harvest)”して動作するバッテリレスのシステムを実現する技術。環境内に存在するエネルギーを回収して、使用可能な電気エネルギーに変換するプロセスです。この用語は多くの場合、小型の自動デバイス、またはマイクロ・エネルギー・ハーベストを指します。非実用的で、コストが高く、交換することが危険なバッテリーに代わるものとして最適です。(テキサスインスツルメンツHPより引用

今回視察してきた温度差発電もその一つ。温度差発電それ自体は、歴史は古いです。そのタイムラインはこちらをご参考

温度差発電の原理は、トーマス・ゼーベックが1821年に発見していた。
「ゼーベック効果」→代表的なものは、2種類の金属や半導体の接合部に温度差があると接点間に電圧が生じる原理を利用するものです。この原理を「ゼーベック効果」といい、熱電発電分野の最も基本的な原理として有名。

1977年に打ち上げられた「ボイジャー1号」にもこの原理を応用した装置が搭載されていた。身近なところでは体温と外気温の温度差を利用して発電させ、その電力を使って腕時計を動かすというものもあった。また、最近流行の耳式体温計のなかには、この原理を使って測定しているものがかなりあった。

ざっくりと歴史を振り返りました。

そして、これまでの問題点は、単純に温度差発電から発生するエネルギー効率だったようです。それを大きくクリア―して話題になっているのが、武藤先生が新たなにアーキテクチャーを考えて作成した温度差発電の仕組み。

こちらが最近、熱海の温泉で実施した仕組みです。

色々と実証実験を行うケースがたくさんありますが、こちら僕たちグランマとしては、どうしても海外での実施をもくろんでみたくなります。構想が相当、膨らんできました。会社としては、技術先行のリサーチ等は案件でいくつか請け負ってやっているので、こちらのノウハウを生かして、やれることがないか?探っているところです。

温度差はいい意味で人工的につくることができるので…。

こんなニュースまで。
http://onndannka.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-011f.html