想像力について”しっかり”と考えてはじめたきっかけ

想像力について、しっかりとかんがえはじめたきっかけは3つある。

1.2009年4月に立ち上げた会社のタグラインは”more imaginative life”であったこと。会社をはじめて、ロゴができてからというものほぼ毎日365日、目にする言葉である。それ故に深く理解したいし、そのタグラインがとっても好きだからである。

2.東日本大震災が起こったこと。ずっと仕事や日常から発展途上国のコトばかりを考えていたので、近いようで遠い東北。だけれども、僕自身が明確な行動に移すほどの想像力が湧かなかった。そして、敬愛する北野武の言葉が僕には響いた。

常々オイラは考えてるんだけど、こういう大変な時に一番大事なのは「想像力」
じゃないかって思う。

 今回の震災の死者は1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばっかりだ。だけど、この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。

 一個人にとっては、他人が何万人も死ぬことよりも、自分の子供や身内が一
人死ぬことの方がずっと辛いし、深い傷になる。残酷な言い方をすれば、自分
の大事な人が生きていれば、10万人死んでも100万人死んでもいいと思ってし
まうのが人間なんだよ。そう考えれば、震災被害の本当の「重み」がわかると思う。2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、その悲しみに今も耐えてるんだから。

そして、最後。

3.想像するという行動は人間の誰にでも共通する資質であること。そして、その能力は地球上の生物の中で、人間にしか与えられていない能力といわれているからである。

僕はこのふとした3つのきっかけから”想像力”、”imagination”について日々の行動からも考えるようになっている。

できる限り、想像力の続く限り、このブログを更新する。
2011/7/22

Naoki Yamamoto
1983年12月25日 石川県生まれ。野球漬けの高校生活を経て、北海道大学農学部に入学。「スノーボード、旅、読書」の三種の神器に明け暮れる。卒業後、システム会社に営業職で入社。 2009年株式会社グランマを立ち上げ。1年後に発展途上国の貧困層に必要なデザインやサービスを展示する「世界を変えるデザイン展」を六本木で開催、2万人を動員。2014年12月に退職し、現在無職。仕事の傍ら、ノンフィクション書評サイトHONZに参加中。

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