[honz]突き放した視点で見る宗教、発想が変わる『教養としての宗教入門』

フランスの風刺週刊紙「シャルリ・エブド」 の襲撃事件、1年あまりで国家に近い体制を築いた「イスラム国」、そして日本人2人が人質となった事件、2つの旬なイシューは国際政治や経済の問題であると同時に、宗教から見つめることができる。そのための浅く広い基礎知識と斬新な見方が本書にあると言っても過言ではない。 「宗教」という言葉...

HONZ『Fablife』ものづくりは4.0まで進化する!?

前日の書評がドイツ一色、そしてEURO2012でもオランダを破り、連勝中で絶好調のドイツ。験を担いで、僕もドイツからスタートしたい。世界最大の物流会社DHLを傘下に収めるドイツポストが来る2050年に向けて5つのシナリオを考えている。 ■2050年の世界:5つのシナリオの概要 シナリオ1: 暴走する経済‐迫り来る崩壊(...

『つながらない生活』ネット週休2日制のススメ

つながらない生活 ― 「ネット世間」との距離のとり方 著者 : ウィリアム・パワーズ、有賀 裕子 出版社 : プレジデント社 発行日 : 2012/1/27 検索エンジンを普及させ、Webの世界を便利に快適にし、よりつながる生活を提供してきたグーグル、その会長のエリック・シュミットはかく語りき。 コンピュータの電源を切...

『生命と機械をつなぐ知』新刊ちょい読み

生命と機械をつなぐ知 基礎情報学入門 著者 : 西垣 通 出版社 : 高陵社書店; 初版 発行日 : 2012/3/15 現代の子ども達、いや幼児はiPadやiPhoneを言語を活用する前から器用に利用している。Appleがつくり込んだ直感的に理解できるユーザーインターフェースの賜物だ。そんなデジタルネイティブ幼児たち...

設計図、イラナイヨ『野生のエンジニアリング』

野生のエンジニアリング―タイ中小工業における人とモノの人類学― 著者 : 森田 敦郎 出版社 : 世界思想社 発行日 : 2012/2/25 本書の現場タイのお隣ミャンマーから更新。インターネットは劇的に遅いが、そんなことも気にしてられないくらい熱気に溢れるミャンマーでは、中国はパイプラインを、韓国は1年で在留者が50...

『世界の陰謀論を読み解く』 新刊ちょい読み

世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ (講談社現代新書) 著者 : 辻 隆太朗 出版社 : 講談社 発行日 : 2012/2/17 2年前、与党の議員が911陰謀論を公言し、ニューヨーク・タイムズから厳しく批判された。外交感覚が疑われると同時に、なぜそのような公の場で発言するほど、胡散臭い陰謀...

HONZ『昭和ちびっこ未来画報』

昭和ちびっこ未来画報 著者 : 初見健一 出版社 : 青幻舎 発行日 : 2012/2/1 未来を予測する事はできないかもしれないが、本書を読んで、偶然に対する心構えをしておくことは、無駄にはならない。たぶん。 高村による『偶然の科学』の書評はこのフレーズで終わっている。未来を予測することは難しいことはわかっていても、...

HONZ『複雑さと共に暮らす -デザインの挑戦』

HONZはこちらから 複雑さと共に暮らす―デザインの挑戦 著者 : ドナルド・ノーマン、伊賀聡一郎、岡本明、安村通晃 出版社 : 新曜社 発行日 : 2011/7/28 「より少ないボタンを持つ洗濯機により多くの金を払う」複雑さを避けるために簡単さを選ぶ、そういった選択は取られるのだろうか?否、そんな理想的なことは起こ...

HONZ『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』

恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白 著者 : 稲葉 圭昭 出版社 : 講談社 発行日 : 2011/10/7 オリンパス、大王製紙、島田紳助。 今年も残り2カ月を切ったが、東日本大震災以外にもショッキングなニュースが例年以上に多い。しかし、いきなりそんな前段を覆すようだが、そのどのニュースよりも強いショックを受けた本が...